- 知らないことは、自ら知らないといえる人
１０何年か前、若い頃にお互い言い合った仲間と出会い、車中で語り合ったことがある。
若い頃の彼は、言葉の荒さや乱暴な言葉使いであったことや自分常識が 激しく特に先頭を走ろうとするタイプで、他からかかわりを避けられていて変わり者であったと記憶にあり、あまり話し合う友人とまでいかない。仕事関係のつきあいがあった。
約３０年ぶりに合う彼は、以前と違っている人のようであった。「変わったなぁー」と思ったのは当然であるが、人前で自分がそうであったと隠さずに打ち明ける披瀝とは違うという話しぶりでなく、もっとゆったりとした 話しぶりは『人に安心感を与えるゆとりと優しさ』がみなぎっていた。 よくある話だが、しばらく見ない内に「あの人は変わったなぁー頼もしくなったよ。話しぶりも、しぐさも落ち着いて」という人がいる。目をみはる ほどの新鮮さや驚きがあって、こちらもいい気分にもなるものである。 久しぶりに会った知人が「最近自分がだんだんといい人間になっているように感じる」というならわかるが「自分がよくなった」と言うのだから、なかなかのものだ。そう思いながら観察をしてみれば「たしかに変わったなぁー」と思う。
『人間がよくなった』という言い方がある。これまで悪いことばかりして犯罪歴もある人が心を入れかえて、とても善人になったというのではなく 私なりの言い方をすれば「肩の力が抜けて、自分なりの意見や、やり方が さりげなく表現できるようになった」「くったくな笑い、自分というものを 楽しむようになった」「世間や人に対して、あまり文句を言わなくなった」「なんとかなるだろうという気楽さと、自信めいた雰囲気を感じさせるようになった」･･･ と、まぁこんなところであるが、こうやって並べてみると そこにはある共通点があるように思うのである。それはどの部分にも「人に安心感を与えるゆとりと優しさ」というところであるように思う。こんな人が目の前にいてくれたら、おそらくイライラすることもなく、すこやかな 時間を過ごせるのではないかと思わせてくれるであろうし、私は昔の彼を 知っているから、その変貌ぶりに驚きうれしく思ったもので、最後に彼は 「昔の自分を反面教師にしている」と言った。いい言葉だと思った。
いろいろな人がいる。そして生きている。人から尊敬され、慕われている人は自分の劣っているところを隠さないという強さがあるように思う。
昔の彼も自分はこうだった、知らないことは知らないと言える人に、人は安心してこの人の周りに集まるのではないだろうか。
- 令和3年度 集団検診（特定検診・がん検診）
◎令和３年度より、新型コロナ感染拡大防止のため
集団健診は『予約制』になります。健診日・時間を決めて、下記へ予約の電話をして下さい。
【予約先☎】０９８－９１７―５３２４
予約時間：①８時３０分 ②９時 ③９時３０分
（各予約時間の定員は２０名です。）
特定健診は無料！受診券と保険証を忘れずに！
- 『健康に生きる』体が喜ぶ日々の暮らし方
― 休日にだらしない格好でゴロ寝しない ー
「ウィークデーは体の休まる時間もなく働いているんだから、休日ぐらいゴロゴロしていなきゃ体がもたない」と休日の過ごし方を型にはめてはいないでしょうか。それが実現可能か否かは奥様方の寛大さにかかっているとはいえ、ゴロゴロ休日はほとんどの方々の願望かも知れません。ところが、これがまたまずい。パジャマ姿、無精ヒゲ、ゴロ寝の怠惰を一年中決め込んでいると、脳の働きが悪くなり、休みの疲労もかえって蓄積されてしまうそうです。
それは以前に精神科医の先生の話で聞いたことがあります。月曜日に「どうも仕事の能率が上がらないし、体がだるい」といった経験は誰にもあると思いますが、これがゴロゴロ 休日の後遺症になるそうです。私のおすすめは、休日には散歩を習慣づけることが非常に いいそうです。ふだんは歩かない自宅周辺を散策してみて、新しい発見や物事の感動がありそんな思いが絶品の気分転換となり、脳もどんどん活性化へと動き、翌日のブルーマンデーが一転して、ファインマンデーに変わることがうけ合いです。休日が次への元気へとつないで、次の日へのバトンタッチといきましょう。
- つきしろ自治会 沖縄県知事賞
都市緑化推進に貢献されたことで、１０月２５日南城市 市長よりつきしろ自治会へ 授与されました。コロナ禍事情により、授与場所は南城市役所で取り行われました。
つきしろ自治区民の自然体の推進活動が、このように誇りある表彰になります。自治区民の皆様と共に共鳴したたえたいと思います。