健康NEWS 2021年5月 A面 自分は一人で生きているわけではない!

つきしろ健康NEWS

体験は自分の足りないことを補う

現代人、特に都会に住む人にとっては孤独感を癒すことは、なかなか難しいのではないでしょうか。今は隣人が何をしているのかも知らなくて当たり前で、隣で殺人事件が起きても、周囲の人たちが気づかないという話も多いようです。しかし他人が困ったときに「力になりたい」と思う気持ちは決して今の人達も忘れてはないと思います。

阪神大震災のときも、たくさんのボランティア達が集まって各地で、ボランティアへの関心は高まっておりました。人間の助け合いの精神は、どんな時代になってもなくなることはないと思います。

もしも皆さんが不安になったり落ち込んだりした時には、地域のボランティアに参加をしてみるのも、ひとつの方法でしょう。ボランティアは自分の住んでいるところに密着したものが多く、参加している内に近所に友達がたくさんできると思うし、また「自分が一人で生きているわけではない」ということが実感できることや、月並みな言葉ですがやさしさや心のふれあいを感じたり あなた自身が癒されていくこともあると思います。人のためではなく、自分のためにボランティアをするなんて不謹慎だと感じる人もいるかも知れませんが、しかしそう堅く考えずに参加することを勧めます。

ボランティアとは志願者であったり有志の意で自発的に障害者・老人に対する奉仕や児童教育など社会福祉活動を行う人々であったり、またボランティア活動とは一般市民の自発的な社会福祉活動を補い地域福祉、在宅福祉を推進するいずれも自発的に、無報酬で奉仕活動をすることと、私は認識しております。

ボランティアにもいろいろな種類があり、自然保護の団体もありますし、老人介護のボランティアもあり 子供達の世話や自分が興味をもつもの、自分が楽しくやれそうなことを見つけて参加してはどうでしょうか。あなたの好きなことが生かせたり思わぬ特技を見つけたりすることもあるでしょう。

私達が誰かに必要とされていると 感じることは大切なことです。もちろん今であってもあなたは、たくさんの人に必要とされていると思います。ただ、落ち込みのひどい人はその実感をできないことが問題であり、何をすれば自分がちゃんと他人に必要とされていることがわかり、自分が頼まれる人もいると実感できるか。困ったときには助け合いながら『なんとかなるさぁ~』と感じることができるか。

それは多分、人によって違うと思いますし、その一つの方法としてボラン ティアに挑戦してみることがいいと 思います。
生きている一生の内、体験こそ自分を成長させるものはないと、ある学者が話しておりました。自分のチャンスは自分の心次第で前へ進むものです。

「特定検診」を忘れずに!5月始めに受診券が届きます。

未曽有の事態であるコロナ禍で、私達の生活がどのように、またどうしたらいいのかさえ定まりません。高齢者は ワクチン接種申し込みの呼びかけなどがありましたが、ワクチン量が足りず申込み時に電話申込みも思うように会話が通じず、ままならずに大混乱でした。皆さんには、ちゃんと申込みができたか心配をいたしましたが、いかがでしたでしょうか。このように私達は自分を守るために、自分に悪病が間違いなく降り掛かってくると思った時は、わき目をふらず自分を守ることを考えます。それは勿論そうしなければいけないことです。先が見えることは、私達はちゃんと準備をして、自分を守りにかかります。人はみんなある方向、また状態にかたむくとこのような習慣によってできあがったものがあります。それはいい習性と思います。

しかし私達は健康維持や災害など、前もって防ぐ「予防」にはまったく物事を気にしない無頓着が、私達の最も弱点のようです。平成20年から私達つきしろは、健康づくりで特定健診受診率が南城市でトップになり、一躍健康むらとして名声をあげました。でもここ数年、前より受診率も低迷し悪い状況より抜け出せなく、伸び悩んでおります。現在のようにコロナ禍が猛威をふるっている中で、皆さんはどのように自分の健康について、考えておられますか。コロナの猛威がつき進んでいることで、怖いと思うこと又、日頃の健康について考えて見ると、自分を守ることには、まったく同じで あると思いませんか。

「病にかからない」「かからないようにするには」と自分の健康を守り維持する。生活習慣病にかからないように、日頃よりそのように予防をする。食生活や 軽運動を心がける。これは今、私達がコロナ感染予防の砦であるワクチン接種と同じではないでしょうか。自分の身を 守ることは誰でもわかるように自分で守るしかありません。コロナに感染しないためには、多くの手法を私達は学んでおります。又、コロナ以外の病についても、常日頃より健康常識を学んできました。

沖縄の養生語には史実があります。「口から入る食で病をつくる」という暴飲暴食など食事のあり方など、昔から「医食同源」という言葉があります。食事は医療の根本で あり病気を治す薬、健康増進をする食事とは本来根本は一緒でありますから、日常の食生活に留意し自分を守ることが 大事であると教えもあります。コロナ対策を十全に戦い  自分の財産は健康であると証明できるように自分を守っていきましょう。

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