健康NEWS 2023年 9月 A面 =現状を認識して、出来ることを考える=

~現状は元の状態に戻すことは出来ない!~

時々「なぜだ 」と思う回数が多くあり、同年輩の人達と話し合う中で  確かに社会の風潮・世態もありますが、世の中には自分ひとりの力でどうにもないことがあります。
例えば、今の不景気を心配している人は多いと思いますが、しかし、自分ひとりで景気を上昇させることはまず到底無理な事です。
例えば、会社の業績悪化により、自分が不本意な異動を受けた・減俸に  なったとか、病気になったという事態など、どんなに心配しても現状を変えることは難しい。
それでも人は不景気を思い悩むことやリストラショックから逃れられないし、減俸されたことを恨んだり、病気になったという事実に苦しみ、事実が好転しないと自分は不幸なままで、そんな目に合うのはごめんだという 思い込みが強すぎて、現状を受け入れることができないでいます。
高齢者のウツには、人それぞれの過去の良い思い出を忘れられず、今の 現状を不定的に憤慨したりしたりして、意気消沈する人も多いと聞きます。過去のやり直しができないことや自分が身を置く現在社会や組織・暮らし という環境など、病気のような目にみえない力が働いた結果のやるせない ことなど、既成事実としてそこに現状があるだけで、簡単に自分のいいようにリセットすることが出来ないし、そういう事態に備えて行動することは できませんが、目の前に歴然としてある現実は、もう1人の力ではどうにもできないと思います。とりあえず現状を受け入れ、そして現状を認識して その現実の中で自分は何が出来るかを考える心の余裕を持つことも重要 な事ではないでしょうか。認識できずにいると、どうしても私達は、社会が悪い・会社が悪い・上司が悪い、病気の温床を作り出す社会が悪いと愚痴を繰り返すことになっているように思います。
自分ひとりの力で何とかすることができないゆえに、無力感を思う部分もあります。だから自分に出来る事は心配だけとなってしまうのでしょうか。
社会や会社に対し、これはおかしいと異を唱えることは重要ですが、それが一朝一夕に変えられるものではない以上、とりあえず受け入れるしか  ない。そして、その壁を自助努力で超える方向に考え方をスイッチすることがベストのように思います。成功者は「こういう難関を超える知恵と努力 持久力があって初めてなしえることだ。」と言います。
いろんな語り合いの中で高齢の自分達がこれまでに事を振り返りみた とき、「今、自分はどのように前へ歩くか?」と、思い悩んでいる高齢者の皆さんは、現状を受け入れ認識をして現実に少なからずも対応して進むしかないと思います。皆さんはどう思いますか。

 

 

 

健康に生きる 心と身体が喜ぶ 日々の過ごし方
~ 心配をすることは、裏を返せば『幸せになりたい』の表れ~

人はだれしも、いやな思いをしたり危険な目にあったり不幸な目にあったりしたくない。だから心配する先に待ち構えている現実を思うとどうなるかわからないだけに 私達は不安でならない。
ある有名な作家のマーク・トウェインはこんなことを言っております。「私は人生の苦難を味わってきたが、実際に苦難を味わったのは、ほんの少しであった」と。
この言葉に、私達がいかに実際行った苦難よりも、苦難を予想する心配をしていたことを表していると思います。と同時に、悪いことは予測して心配するという心配癖の 人がいたり、いかんともしがたい人もいます。
このように、心配をするという行動は、裏を返せば  「幸せになりたい」という前向きな気持ちの表れではないかと思います。それが心配するような結果にならないために心のゆとりで前向きに努力をしたり、行動に反映されたり、何かの事態にあった場合の善後策を考える用心深い行動につながります。ですから、心配性であることは幸せを得るための活力にもなり、日々の健康な暮らしにつながると思います。

スマホ講習会

~つきしろミニデイネット~


世の中が進み、高齢になっても世の進歩についていかなければならない。ガラケイでも十分だったはずが、周囲のみんながだんだんと スマホに変わり、取り残されると思うのは何故か!他から加わる力に 逆らうことが出来ないのか、ついスマホに変えていた。使いこなせ ないのは誰のせいでもないが、ここでも取り残されては困る。スマホの使い方について学習をすることになりました。
南城市まちづくり推進課の支援をいただき、ほとんどの方がスマホを所持していて、ソフトバンク講師より丁寧な講習をしていただきました。しかし「どうですか。うまくいきましたか」と皆さんに聞いてみますと、やはり1時間30分の講習では無理で、次回も行ってくれと希望がありました。スマホを使いこなせるよう、また認知症予防の為にも皆さんは前向きにスマホ講習に積極的です。
次回の講習も検討したいと思います。

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