カルチャーカフェ 第4回 【楽しく学ぼう防災キャンプ】
2月4日(土)〜 5日(日)にかけて、1泊2日防災キャンプをつきしろ公民館で開催しました。
① 市役所から貸出ししてもらった南城市の避難所で実際に使われているテントを自力で張ってみる。
② 公民館外広場で実際に、木や枯れ葉、新聞紙などで火起こしして炊飯炊事をしてみる。
③ 自分たちで張ったテントで1泊してみる。
防災についての講話を聞き、上記の3つの体験を区民が協力して行いながら、いざというときの備え、災害時の助け 合いとは? 継続できる地域の防災活動など、災害プラットフォームの宮平未来さんを講師にお招きして学びました。
今回は、就学前のお子さんたちから、元気いっぱい小学生、ここぞという時は力を発揮してくれる中学生、大人たち 大事な家族の一員のペットくんも一緒に防災キャンプ体験しました。
テントを張る事・泊る事、火を見ることもなかなか機会がない中、火起こしして自分たちのごはんをつくる、こどもたちは楽しみながらたくさんお手伝いしくれて、いろいろな経験をしていたと思います。防災が大変そうな防災になる前に日常が防災につながっていること、日常を防災に結びつけていくことが分かってきたように思えました。
当日は、夜の間に雨も降り、冬のテント泊は過酷なようですが、経験は宝です。参加者の方たちからは「せっかくだからあえて屋外でテント泊してみたい」との声もあり、講師からは、「天候が悪い時こそ防災日和」とアドバイスをもらい、風邪などひかないか主催者側は少し懸念もありましたが、実際の避難所の過酷さも想像しながら無理ないように実施しました。
災害を経験する前に、防災を日常にすることができれば、自助共助のバランスが保つことができ、助け合いの防災キャンプを目指すことができるのではと思いました。
防災キャンプの夜は、こどもたちの司会で「工夫して持ってきたものはなんですか?」と参加者家族のアイデアを聞き合ったり、つきしろに建設計画のある防災公園には何が必要だと思う?など、プチこども会議^_^もする時間もありました。ご家族でも防災についてお時間の隙間で話してみてください。
防災キャンプ後に、トルコシリアでの地震災害のニュースがありました。実際の災害はこわいですが、恐れるのではなく、備えることを意識して暮らす事の大切さを実感しました。