• マイナスのこだわりは、プラスの感情を生み出さない！

『今日のことは忘れよう』と、いつも一人胸中でつぶやくことがあり　ます。すると不思議と心中に元気が出てくるのを覚えます。
夏目漱石の草枕の冒頭に「どこへ行っても人の世だ」という言葉が　あります。人間は人との関わりの中で生きていて、そこから脱出する　ことは無理なことです。しかも人と人との間で意見・感情・立場などの食い違いによって、軋轢（あつれき）のおこらないことはないと思い　　ます。だからいかにその中で、心地よく生きていくかを私達は考える　ことになります。お互いに摩擦が起こったら怒ったことをくよくよ　　悩まず、解決する方法を模索してみたらどうでしょうか。
そのためには何もかも水に流してしまうことが私の考えです。むかついた一言や、手痛い仕打ちをされたこともすっかり忘れ、笑顔を振り　まくことをいうと「そんな人格者みたいな」などと思うかも知れません。　　　しかし、これをしない人は罪悪感情のスパイラルにはまってしまうのではないでしょうか。「あいつは･･･」「あのひと言が･･･」という怒りに　　心をからめとられて、前に進めなくなるように思います。マイナスの　こだわりはプラスの感情を生み出さないからです。
ですから『今日のことはわすれよう』と、そう思える人こそが人生を生きる底力のある人であると私は思います。皆さんはどうでしょうか？　　そして私達はいつも穏やかな気持ちでいられたら、どんなにいいだろうと思います。
だが、こと他人に対して平常心を維持できる人はそうはいないと思います。カチンとくるひと言を浴びせられたら「こいつ！」と思うことや理不尽な振る舞いをさせられたら「このバカ野郎！」と叫びたくもなります。それでも今一歩のところで、踏みとどまっているのは、自分が　　社会の一員であることがわかっているからです。ですが「こいつ！」　「バカ野郎！」は心にしまっておくと、その内爆発してしまうかも知れません。我慢は美徳ではありますが、ストレスの元だという人もいます。不満や怒りは小さいうちに発散した方がいいと思います。
私はムシャクシャした時はとにかく紙に書くことにしています。書いた言葉は永遠に貴重なこととして大事に保存するという門外不出にしなければならないほどの言葉を並べ、羅列してしまうことがあります。書くとその瞬間から気がスッキリしはれやかになり、翌日には何事もなかったかのように、心が何事も受けとめられ、笑顔が出るようになります。無理な我慢ではなく、自然に相手に寛大になれるようにする。発散方法は、カラオケ・スポーツ等々、いろいろあると思いますが、解決　　方法は多くある人ほど望ましいと思います。とにかくその日のウップンをその日の内に発散することがベストではないでしょうか。

• 令和４年度 集団検診

  (特定検診・がん検診)
  【予約先】098-917-5324
  ◎新型コロナ感染拡大防止のため集団健診は『予約制』になります。健診日・時間を決めて、上記へ予約の電話をして下さい。
  予約時間：①8時30分　②9時　③9時30分
  ④10時　⑤10時30分　⑥11時

特定健診は無料！です。受診券と保険証を忘れずに！（がん検診は自己負担分のお金をご持参下さい。）

• 健康に生きる! 心と体が喜ぶ日々の暮らし方

  ～あなたの心をそっと休ませてくれる自然にふれよう！～

ご主人を亡くした、ある女性の手記を読みました。愛する配偶者を亡くすことは、何よりもつらいことです。彼女はウツ状態になり、そのストレスがさまざまな身体症状になって現れてしまいました。そんなあるとき、窓から庭をながめていると、枯れ葉が一枚はらはらと落ちていきました。その光景を見て彼女は　　「自分の心を動かされた」といいます。「あぁ自然の美しさにこんなに感動するんだったら大丈夫、これからも生きていける」と感じたそうです。それから徐々に回復しすっかり元気になったそうです。
又、昔生け花の先生をしていた女性が「元気がない時でも“花でも買って帰ろうか”という気持ちがある　人は、まだ大丈夫です」といっていた言葉を思い出しました。ウツ病というのは『感情の流れにストップをかけられた状態である』といった人もいます。
もしあなたが、自分の気持ちを理解し合える人がいないと感じて心を閉ざしているのなら、せめて花でも買って帰ってほしいと思います。緑の美しい所に出かけて、自然にふれてほしいと思います。いろいろいわずに、あなたの心をそっと休ませてくれる自然にふれてみましょう。花を見つめていると、きっとあなたをなぐさめてくれるでしょう。そしてその美しい心が動けばもうだいじょうぶです。きっと誰かに心を開き　分かり合えることができ、つらいことは癒されて、もう一回挑戦する気持ちになるでしょう。