健康NEWS 2022年06月 A面 =趣味の世界で癒し効果=

  • 同じ感性を持った人の表現で癒される
私達は、落ち込んだ時に音楽を聴くことが多いと思います。 ある人は好きなアーティストの歌詞に共感していつもその歌を聴くたびに「私の気持ちをこんなにぴったりわかってくれる人がいる。私はひとりではないんだ」と感じるといいます。
また別の方は、落ち込んだ時必ず漫画の『ちびまる子ちゃん』の1巻を読むそうで、この方によれば『ちびまる子ちゃん』を読んでいると、やさしい気持ちになったり私もこんなことが あったなぁ~と思い出したりします。1巻は1番思い出が濃厚に出ているので好きだといいます。
 この方はあるとき、病気で入院した友人に漫画をたくさん 持って行ったそうで、その友人は他の患者さんと一緒の部屋 だったので、みんなと喜んで回し読みをしていて、中でも1番人気だったのが『ちびまるこちゃん』だったそうです。人気のある作品はどれもそうですが「わかるわかる」という部分が  あり、自分の気持ちと共感する部分があるからホッとしたり 癒されたりします。
 たとえ問題の解決にならなくても『わかってもらえた』と  いうことで気分がおさまり、少し楽になる。
「おれもそうなんだよ」「あなたも同じなんですね」
と、言ってもらうことがどれだけ嬉しいことでしょうか。   そして音楽や小説、漫画や映画がその役割を果たしてくれる ことがたくさんあります。皆さんのつらい気分をぴったり表現してくれるので幸せだった子供時代を思い出させてくれます。皆さんにとってぴったりくるのはどんな音楽や映画でしょうか。皆さんと同じような感性を持った人間が表現している作品がきっとあるでしょう。
そんな作品にたくさんめぐり会えれば、それだけ落ち込んだときに励ましてくれるものが多くなります。自分と似た感性をもった作品にたくさん出会うために、たくさんの映画を見たり本を読むことは普段からやっておきたいものです。
気分転換に『新しい映画を見に行く』という方もおられます。
お気に入りの監督の作品を見ることやお気に入りの作家の 新刊を読む。自分の好きな趣味の世界で、また新たな作品に  めぐり合う楽しみも気分転換に大いに役に立つのではないでしょうか。そして、同じ感性をもった方との出会いは、これまで奥にひそんでいた自分の勇気へと繋がっていきます。
  • 健康に生きる! 心と体が喜ぶ日々の暮らし方
~『いいかげん』も使いよう ~
最近の世情は『ウツ』の病に悩まされている人が多く気の毒な生活をしている方から話を聞いたりします。 精神科医の先生から講演を拝聴したことがあり、なるほどと思ったりします。
 『ウツ』にとらわれやすい人には共通項があるようです。自分に課せられた責任や義務を完璧にこなさなければならないという思いが強く、仕事にもそつがなく上司の信頼も厚い仕事のできるビジネスマンの典型という タイプのようです。
周囲の期待に常に完璧に応えようとするあまり、特に責任感や義務感、期待感が常にあり心の晴れぬ状態が続き、充実を感じていたはずの仕事が集中できなくなり、仕事場に向かうのでさえおっくうになってしまいます。こういうときは『ウツ』の初期症状であるといいます。  人間は完璧主義で生きる必要はありませんし、車のハンドルに『あそび』があるように…
だからこそ車の運転がスムーズにいきます。
人生にも適度な遊びやいい加減さがあってはじめて 歩みも楽しく、ゆとりのあるものになると思います。
『いいかげんさ』がもたらす柔軟さやおおらかさは  『ウツ』から脱出する妙薬ではないでしょうか。
『ま、いっか!』の主義を少し取り入れて、ふさいで  いた心に思わぬ清風で快適な生活値に戻し、心が喜ぶ日々を送りましょう。
令和4年度 集団検診
(特定検診・がん検診)
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