- 優しさも愛も自分らしく‼
日々の暮らしで、あらゆる人との関係が あります。その関係こそが暮らしの中の基礎であり基準になり、地域の異なる人々や文化の所産である文物が互いに行き来している この人間社会で、人間はいくつかの塊の中で関係を結んでいるように思います。
社会という塊、学校という塊、育児サークルという塊もあり、親戚・近所づきあいも塊の１つだと思います。こうした塊の中ですべての人とうまくやっていくことはそう簡単なことではないでしょう。
会社なら上司から命令を受けなければならないだろうし、好きな相手と結婚してもその親族まで愛せるとは限りません。新しい家へ引っ越したらどうにも印象の悪いご近所さんと付き合うハメになったり、環境を選ぶのは自分でありますが、そこに存在する人まで選ぶことは無理なことです。人はこうして人間関係を選び摩擦が起きないように、また被害を少なくする努力をしながらお互いに感情をコントロールしながら生きております。
かといって、いつも息苦しいかといえば、そんなことはないと思います。気の合う相手を選び 親密さを築いているからではないでしょうか。 そういうことから『塊の中でも人と平等に接しなければいけない』ということではないと私は思います。好きな人を選んで大いに結構で、感情を優先してまったく問題などないと思いますし、それが友人を選ぶ基準であるとも思います。
また、嫌いな人がいて当たり前で『やさしくていい人間』でありたいと願うのも悪い ことではないと思います。しかし、自分を失ったら元も子もないというものではないでしょうか。確かにやさしさは、人間の最も 美しい資質かもしれません。
しかし、よく考えてみましょう。いつも誰にでも優しくできないのが、また人間ではないでしょうか。
ちょっと気分がいら立っているときなど 声をかけてきた人にキツイ対応をしてしまったとしましょう。そこで「ああ自分はなぜ やさしくできなかったのだろう」と自分を 責める人がいると思うし、そこで自分をがんじがらめにすることはないのではないでしょうか。人の心は弱いものです。無理をすれば苦しくなるだけで、時にはそのままの感情でいいのではないでしょうか。
世の中には嫌いな人もいれば、悪意を持った人もいます。聖書は『汝の敵を愛せよ』というけれど、その理想に近づこうとする意志が尊いことではないでしょうか。
現実に全人類に優しく接するということは、簡単にできることではないと思います。やさしさも愛も自分らしく自分流を貫けば いいと思います。『らしさ』からはずれたことをするから自分の元気がなくなってしまう のではないでしょうか。
誰からも好かれる必要はないという思いは、そういう人間心理の基本を実践しておれば、人間の輪はいつか広がっていくでしょうし、悩みを聞いてくれる人、仕事のヒントをくれる人、力を貸してくれる人、あなたに 『まかせておけ』と言ってくれる人は、そこから生まれてくるのではないでしょうか。 私はそう思います。皆さんはどうでしょうか。
- 令和4年度 集団検診（特定検診・がん検診）
◎新型コロナ感染拡大防止のため集団健診は『予約制』になります。健診日・時間を決めて、上記へ予約の 電話をして下さい。予約時間：①8時30分 ②9時 ③9時30分 ④10時 ⑤10時30分 ⑥11時
特定健診は無料！です。受診券と保険証を忘れずに！（がん検診は自己負担分のお金をご持参下さい。）
- 『健康に生きる』心と体が喜ぶ日々の暮らし方 ～生活リズムに逆らわない生き方～
当たり前のことですが、朝は早起きが好ましいと思います。人間の体はそもそも、陽が昇ったら目ざめ、陽が沈んだら 休息に入るようにできていると思います。それが私達の思っている生体リズムということになると思います。
ですが、現代人はなぜかこのリズムに逆らっているように思います。夜になるとネオン街につい引き寄せられ、遅い時間に帰宅。コンビニで夜食を買い、二日酔い、寝不足、これではさわやかな目ざめはほど遠いものです。こんな朝から一日を始めても、どんよりとした頭から精神的な気分や冴えた発想がわき出るわけがないと思います。酒で発散したつもりが ストレスもそのまま持ち越されたままでしょう。
毎日が無理でしたら、時々でいいのです。生体リズムに逆らわない日を設けてみたらいかがでしょうか。夜は早々に床につき、ギリギリ起きるのではなく、ゆとりをもって目ざめるようにカーテンと窓を開け、風を感じてみましょう。雲を眺め小鳥のさえずりに耳を傾けるのもいいでしょう。１日の始まりをゆったりとした時間に変えれば、ストレスもゼロレベルに近づき、体も爽快ではないでしょうか。気分も軽く、愉快なことが思い浮かび活力がみなぎる１日になるでしょう。