健康NEWS 2021年9月 A面 どう思う!?喪失と信頼関係の比重

つきしろ健康NEWS

信頼関係は80%主義でいい!

月日があわただしく流れ過ぎていく烏兎怱怱(うとそうそう)の如く。

時代の流れを振り返り、思いうかべる多くの先輩方もおられると思う。

このように思うこの現象は、これからどう交差するという訳でもないがこの年齢になると、いつも心していた行いを思い出してみたりする。

当時の役目の中でいつも丁寧に接することに『まかせる』『ゆとり』ということが大切であると肝に銘じていたことがある。

いかに能力があると 自負する人でも、一人でできる仕事には限界があり、まして普通の人は他人に仕事の一部をまかせなければ、仕事が進まない。

例えば、他人に仕事をまかせる場合、ポイントはどこにあるだろうか。

一つは『まかせる』ことを考える。

たとえ仕事ぶりに不足があってもまかせた以上は途中で口をはさまないようにしよう。

「まだそんなことを やっているのか、オレがやろう。」

という言葉は口が裂けてもいわないこと。

とにかく見守る姿勢を崩さないことだと考えた。

アドバイスが必要な場合は、その人が仕事を一段落させるのを待つ。

もう一つは仕事が完了したら

『ご苦労さん』

と労うことを忘れない。

思うように成果があがらなかったとしても

「ここはよくやり切ったね、ただこの部分はもう少し別の方向から 検討してみたらどうだ?」

と言ったりする。

このように『ほめ』とアドバイス(指示)をミックスさせるのがいいと考えていた。

人にまかせるのは、自分も相手も元気になるため、爽快なまかせ方を工夫しようと常々考えていた。

時には、期待はずれを見越して頼む こともあった。そこで『まかせる、まかせられる』という人間関係の基本はお互いの信頼であると思う。

『全幅の信頼をおいている』といった言葉は相手にとって最高の賛辞であろう。

しかし現実は、人を100%信頼することはむずかしく、人からの信頼に完璧に応えるのは無理なこと。

仕事の ために友情を少し犠牲にすることもあるだろうし、信頼していた相手を100%信頼して期待していた場合、そんな時に感じるのは『喪失』でこの喪失感は大きな痛手の引き金になりかねない。

「信じていた自分がバカだった」という気分から無力感におそわれるものである。

だから信頼関係でも80%主義程度がいいと、当時は思ったものである。『裏切られたり失望させられたりすることは、たまにはあったとしても』と折り込みずみ なら喪失感もやわらぐものであり、期待はずれもうまく折り合っていける。

世の中で普通の「100%信頼」という聞こえはいいが、実のところお互いに、しばりつけているようなもの。

こういうことは、息苦しいとの思いがあり、この上ないのではないだろうかと思ったものである。

日々の生きる中で、行き詰った時にお互いの力を貸してくれる人がいるのは、心強い限りで自分の力だけでは、手にあまることでも周囲の力添えを 得れば、全ての仕事の実現にこぎりつけることができる。

『驕らず、威張らず、諦めない』あの時の先輩方との語り合いの言葉はありがたかった。

犬・猫の生きる是非について・・・ 皆さんは、どう考えますか!

8月13日の朝と晩に同じ場所で、猫が毒物のようなものを食べ、吐血した状態で苦しんでいると区民の方から通報がありました。

2匹とも野良猫で、耳が桜カットされた去勢済みの猫でした。

彼らはどこでどう生まれ、その先代以前もわかりませんが、今日も明日も食べ物をさがし生きている。

又、同じ生き物として、人の温情によりエサを与えられて生きている。

野良猫は長く生きて5年といわれ、家庭で飼われている猫は10年~15年も生きるといわれております。猫も生きる窮屈さによって命も短命という自然の摂理があるようです。

これも宿命といえば、そういうことになるでしょうが、同じ生き物として粗末な扱いになりますが、悲しいできごとでありました。これまで、つきしろ集落内での野良猫の埋葬は、この2匹を合わせて丁度50体の埋葬数になります。

野良猫についていろいろな見解があるでしょう。

敷地内にフンをされて、地域の人達は「なんとかしてくれ!」と苦情があります。「エサを与える人がいるから、こうなるのだ」と。

又、犬にしてもそうである。

これは本当に人間の理不尽なことで、野良犬ならまだわかるが『飼い主が散歩しながら、道路にフンをさせ片付をしない』人は本当に賢い動物でしょうか?皆さんはどのように思いますか?

先の野良猫の死のように、このような無責任なやり方は、弱者を端数のように切り捨て、強者のみが生きるという構図になりかねません。

最近よく異種の生物との『共生』という融和な言葉を聞きます。

共生とは『異種の生物が一緒に生きること』と理解します。

お互いが不足分を満たしてあげて補う。

犬や猫も生き物でフンをするが、その処理能力でしか成し得ない。

そこを手助けしてあげることは『共生意思』に潜在しているのではないでしょうか。

野良犬や野良猫は、元々人の不始末からそういう運命になったはずです。

ただ人間の社会風潮で整理をしていいものか!よく考えてみたいものです。彼らの生態系を知り、もっと人間本来の芯のある巾広い深慮で犬・猫を尊重してほしいと思います。

先の野良猫の死のように、こういう無残なことはあってはならないことです。

現在つきしろは、県・市の協力のもと、野良猫は減少をたどっております。長い対策になりますが、今後も区民の皆さんからの「この辺りに野良猫がいるよ」という野良猫の情報のご協力をお願いいたします。

令和3年度 集団健診(特定健診・がん検診)

◎令和3年度より、新型コロナ感染拡大防止のため
集団健診は『予約制』になります。健診日・時間を
決めて、下記へ予約の電話をして下さい。
【予約先☎】098-917―5324
予約時間:①8時30分 ②9時 ③9時30分
(各予約時間の定員は20名です。)
特定健診は無料!受診券と保険証を忘れずに!

曜日検診会場予約開始日
818南城市役所保健センター7/1(木)~
95佐敷老人福祉センター8/2(月)~
10南城市役所保健センター8/2(月)~
26佐敷老人福祉センター8/2(月)~
103佐敷老人福祉センター9/1(水)~
13南城市役所保健センター9/1(水)~
29南城市役所保健センター9/1(水)~
1128佐敷老人福祉センター10/1(金)~
127南城市役所保健センター11/1(月)~
19佐敷老人福祉センター11/1(月)~
123佐敷老人福祉センター12/1(水)~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.