健康NEWS 2023年 3月 A面 =豊かさは形ではなく心で感じるもの=

今のあなたの境地は、どう感じていますか!

私達は何事にも心を迷わされない『安心』の境地で生きたいものです。
人生は悩みや苦労がつきものですが安心の境地に立てばそれさえも自分の魂の鍛錬に心の 浄化のチャンスと思い、ごまかすことなく正面から向き合っていくことが出来ると思います。
しかし私達は、お互いの悩みや苦労の中で迷い生きています。そして何とかそこから抜け 出す道を見つけています。貧しさから這い上がったり、病気を克服したり、人間関係を吹っ切ったりしていますが、依然心配ごとのない安心は多くはありません。
「悩みや苦労を乗り越えると、また新たな悩みの種がでる。」
世間話でよくそんな話を聞きます。私達はほしいものが手に入らないことも悩みの一つでもあります。
隣の家から子供のピアノの音が聴こえてくると心がちょっと動揺します。
「うちも同じような年ごろの子供がいるのに、ピアノなんてとても買ってやることは、できない。子供のころから音楽に触れあうことはいいことだとわかっているのに」と、そんな考えにとらわれると、ピアノが必要不可欠のように思えてきて、更に悩みは増幅します。そこで私達は仕事に残業を重ね、妻もパート勤めに出て何とかピアノを調達することになります。
念願のピアノが我が家に運ばれて悩みを克服したかに見えます。
しかし、今度は親しい友人から子供の家庭教師をつけたことをきかされたらどうでしょう。「家庭教師か… 何とかならないかなー」と、考えるようになるのではないでしょうか。
何かを得ようとする悩みは、克服したと思ったそばから、同じ悩みを生み出してしまいいたちごっこになります。「あれがほしい!これもほしい!」と思って人間はすべてのものを手に入れることはできないのです。そのことは誰もがわかっているのですが、いつしか悩みのいたちごっこに迷い込んでしまうものではないでしょうか。

人は、形のあるものにこだわったり、得よう、取ろうとすることの愚かさを説かされている様に思います。本来形などあるはずもない心も、形あるものとして取ろうとするのが人間の『愚かさ』ではないでしょうか。豊かさはこころで感じるものですが取るすべはありません。

先のピアノを手に入れて得たと思い込んでいる豊かさは幻であり、虚妄でしかありません。次に何かを取ろうとしたとき瞬間に消え失せてしまいます。豊かさを感じるために本当に必要なものを得なければいけないものは、それほど多くはありません。

形あるものへのこだわりを、いたずらに得よう取ろうとすることの愚かさに気付くことではないでしょうか。私はそう思います。

 

 

健康に生きる 心と身体が喜ぶ 日々の過ごし方
~心に栄養を!自分の心が喜ぶことを~

私達の人生の中で、健康に生きることで多くの事を学び考えさせられ、様々な体験も積み重ねてきました。
そして、自分の健康を守る為に皆さんは何か『いいこと』がないかなと、つい考えたりしませんか?そう考えることは『いいこと』がいつも“外部”からやってくると無意識に思っている証拠だと思います。

『いいこと』は外からやってくるという固定観念は捨てたほうがいいかもしれません。いいことの種というものは、いつもあなたの内側にあるように思います。その種を育てることが出来るのはあなただけと思います。
人にとって一番の栄養は『自分の心が喜ぶことをすること』だと思います。気の合う仲間と楽しい時間を過ごしたり大好きなペットと遊んだり、心が喜ぶことをすればするほど種はすくすく育っていきます。

こんな風に自分で自分の内側を満たしてハッピーにできるようになると種はたくさんの花を咲かせます。花がいっぱい咲き乱れるとそこで初めて外側から『チャンス』という名の蝶や蜂が集まり始めます。
そして花と昆虫が出会ったときに『いいこと』という果実が実るということになりかます。『自分の心が喜ぶこと』をよく知ってそれを積極的にしたらどうでしょう。体にいい運動をするとか家の周りを清掃するなど地域のために『いいこと』をするのも気持ちがすっきり晴れるものです。

落ち込むことがあった日は特に好きなことをして栄養を補給する必要があるでしょう。太陽のように大きな心で前向きに受け止めてください。
心の栄養はいつもあなたの内にあり日々率直な栄養の補給をしながら、心と身体が喜ぶ過ごし方をしましょう。

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